ITパスポートの勉強をしていると聞いたことない単語ばっかりですよね。しかも、略さずに書いてくれれば少しはわかりそうなものなのに、全部3文字で略してあって正直言って僕も意味がわかりません。
今回は自分のためという理由もありますが、ITパスポートに出てくる単語・略語をアルファベット順にまとめてみたいと思います。
ちなみに僕が分かりにくいなって思ったものをあげているだけなのでこれが全てではありません。単語の意味については詳しく書くわけではなく、短文で意味が理解できる程度で書いているので、一度参考書などに目を通したり過去問をやった後に見るといいと思います。
Aから始まる単語
・AR-Augmented Reality
現実にある映像に一部に仮想の情報を重ね合わせて表示する「拡張現実」
・ASP-Application Service Provider
業務アプリをネットワーク経由で提供する事業者
Bから始まる単語
・BCM-Business Continuity Management
事業継続管理
・BPO-Business Process Outsourcing
自社の業務プロセスの一部、または全部を外部の専門的な事業者に委託すること
・BPR-Business process Re-engineering
業務プロセスを抜本的に見直し再構築すること
・BSC-Balance Score Card
財務、顧客、業務プロセス、学習と成長の4つの視点から、具体的に目標設定をして業績を評価する手法
Cから始まる単語
・CMS-Contents Management System
Webサイトの記事の作成や更新・公開が容易に行えるようにするシステム
・CRM-Customer Relationship Management
個別の顧客に関する情報や対応履歴などを一元管理し共有することによって、長期的な視点から顧客との良好な関係を築き、収益の拡大を図る手法
顧客関係管理とも言われる
・CVC-Corporate Venture Capital
自社の事業と関連のあるベンチャー企業に投資し、自社の事業との相乗効果を図る形態のこと
Dから始まる単語
・DevOps-デプオプス-DevelopmentとOperations
開発部門と運用部門が緊密に連携してシステムの改善を進めようという考え方
・DFD-Data Flow Diagram
データの流れに注目し、業務のデータの流れと処理の関係を視覚的に表した図
Eから始まる単語
・EA-enterprise architecture
現状の業務とジョウホウシステムの全体像を可視化し、将来のあるべき理想の姿を設定して全体最適化を行うときに用いる手法
・ERP-Enterprise Resource Planning
生産・流通・販売・財務・経理などの企業の基幹業務の情報を一元管理し共有することによって企業の経営資源の最適化を図る手法
・E-R図-Entity Relationship
対象世界を構成する実体と実体間の関連を視覚的に表した図
Hから始まる単語
・HRM-Human Resource Management
人材の採用や育成、配置、評価、報酬から人事制度の設計、組織設計に至るまで、人材を経営資源として戦略的に管理していく考え方
Iから始まる単語
・IOT-Internet of Things
全てのモノをインターネットにつなぐこと
・ISP-Internet Service Provider
インターネットへの接続サービスを提供する事業者
Mから始まる単語
・MBO-Management Buy-Out
経営陣による自社買収
・MDM-Mobile Device Management
会社や組織体が従業員に貸与する端末の設定やアプリケーションを一元管理する仕組み
・MOT-Management of Technology
技術開発に投資して、イノベーションを創出することによって、技術革新を効果的にビジネスに結び付けていこうとする経営の考え方
・MRP-Material Requirements Planning
製品の生産計画に基づいて、必要となる部品の所要量とは発注時期を決定する資材管理手法
Pから始まる単語
・PKI-Public Key Infrastructure
公開暗号鍵を基盤として、暗号化や認証、デジタル署名を行う仕組みの総称
・PoC-Proof of Concept
アイディアが本当に実現できるのかを実証するために、最小限のコアとなる部分だけを試作すること
・PoE-Power over Ethernet
LANケーブルで電力を供給する技術
・PPM-Product Portfolio Management
市場の成長率と自社の市場占有率から花形、負け犬、金のなる木、問題児の4つのカテゴリに分類し、分析する手法
Rから始まる単語
・RAD-Rapid Application Development
利用者の参画・少人数による開発・開発ツールの活用によって、短期間にシステムを完成させていく開発手法
・RFP-Request for Proposal
ベンダに対して、導入システムの基本方針や概要、実現すべき機能、調達条件などを提示し、提案書の提出を依頼する文書
・ROA-Return On Assets
総資産に対する当期純利益の割合を記した指標
・ROE-Return on Equity
自己資本に対する当期純利益の割合を記した指標
・ROI-Return on investment
投資額に対する利益の割合を表した指標
Sから始まる単語
・SCM-supply chain management
部品の調達から生産・物流・販売までの一連のプロセスの情報
・SDGs-Sustainable Development Goals
地球環境を保護しながらすべての人が貧困を脱し平和で豊かに暮らせるような世界を目指そうとするもの
・SFA-Sales Force Automation
個人がもつ営業に関する知識やノウハウなどを一元管理し共有することによって、効率的・効果的に営業活動を支援する手法
・SLA-Service Level Agreement
サービス提供事業者と利用者間でサービスレベルの目標値を定め、取り交わされる合意書
・SLM-Service Level Management
サービス提供事業者が、サービスレベルを継続的に維持・工場させるために、PDCAサイクルを実施していくマネジメント活動
・SOA-Service Oriented Architecture
業務プロセスの機能をサービスとして部品化し、そのサービスを組み合わせることによって、情報システム全体を構築していく考え方
・SoE-System of Engagement
顧客とのつながりを重視したシステム
・SoR-Systems of Record
データを正確に記録することを重視したシステム
Tから始まる単語
・TOB-Take Over Bid
株式公開買付け
・TOC-Theory Of Constraints
ボトルネックになっている工程を見つけ、改善することで全体の生産性を上げる考え方
・TRM-Technical Reference Model
PCなどに組み込むセキュリティチップのこと
最後に
いやーーほんとにわかりにくいですよね。こんな略されると何がなんだかわからなくなってしまいますが、ITパスポートの試験では4択なので、半分くらいわかっていれば消去法で答えを導き出すことができるようになるはずです。
覚えるのは大変かもしれませんが、ひたすら暗記するだけなので頑張りましょう。